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2024年8月10日

八ヶ岳エリアでの住まい選び | 新築とリフォーム、それぞれどんな人におススメ?





 
 
 八ヶ岳エリアでの住まい選び | 新築とリフォーム


八ヶ岳エリアでの効果的な住まい選び

移住を考える人にとって、どこのエリアに移住するかは、検討すべき最重要ポイントの一つです。エル不動産の本ブログでは、長野県の中でも移住者に人気のある八ヶ岳について、30回にわたって八ヶ岳での移住に関するあれこれを取り上げます。

八ヶ岳エリアは、長野県南部に位置する原村と富士見町、そして山梨県北杜市の3つの魅力的な地域から成り立っています。豊かな自然に囲まれたこのエリアは、四季折々の美しい風景やアウトドアアクティビティを楽しむことができ、都会の喧騒から離れてゆったりとした生活を送りたいと考える人々にとって理想的な場所です。八ヶ岳の北側に位置する、長野県原村と富士見町は、それぞれ移住を検討するエリアとして人気があります。

本投稿では、八ヶ岳にて2拠点生活や移住生活をするにあたって考える、「住まい」の中で、新築の選択肢とリフォームの選択肢について考えます。このブログを通して、八ヶ岳の移住に興味がある人や、八ヶ岳での移住を決めて実際に動き出している人の家探しの参考になれば幸いです。

2. 八ヶ岳エリアにて検討すべき、家選びの重要項目について

住まいの購入は、人によっては人生で1番高い買い物と言われるほど大きな買い物です。そのため、家選びは慎重に行う必要があります。

その中でも、移住者もしくは2拠点生活者で、かつ気候・環境に特徴のある八ヶ岳エリアにて検討する場合は、マイホームを購入するとなった際に考えるべき重要項目と少し別角度からの視点が必要です。筆者が考える項目は以下の三つです。

  • ★快適な生活環境
  • ★資産価値
  • ★光熱費や生活費

実際に住むとなった時の立地の重要性や、将来を見据えた資産価値の形成、生活していくにあたって発生する費用等が挙げられます。八ヶ岳エリアは、初期費用の比較の際には見えなかった部分が大きく影響してくる地域といえます。

3. 八ヶ岳の新築物件のメリットとデメリット

メリット

  1. 資産価値が高く保たれる
  2. 新築物件は15年経過しても資産価値が高く、2500万円の物件が1800万円の価値を維持しているといったケースもあります。

  3. 修繕費用が少ない
  4. 新築は初期の修繕がほとんど必要ないため、15年間でかかる修繕費が中古よりも少なくなります。

  5. 光熱費が低い
  6. 最新の断熱性能により、寒冷地でも光熱費が安く抑えられます。築30年の中古物件に比べて年間5万円程度の節約が見込めます。

  7. 快適な生活環境
  8. 新築は最新の設備や間取りを自由に設計できるため、毎日の快適さが大きく向上します。特に寒冷地では断熱性が重要で、新築ならではの快適さを提供します。

  9. ローンが通りやすい
  10. 新築物件は資産価値が高いため、住宅ローンの審査が通りやすく、資金調達が比較的容易です。

デメリット

  1. 初期費用が高い
  2. 新築物件は中古に比べて初期費用が高くなります。今回のケースでは、新築は2500万円に対し、中古は1500万円です。

  3. 入居までの時間がかかる
  4. 新築の場合、設計や建築に時間がかかるため、購入後すぐに入居することができません。

新築物件は初期費用が高いものの、長期的には資産価値の維持や修繕費用の少なさ、光熱費の節約といった経済的なメリットがあり、さらに快適な生活環境を提供します。特に八ヶ岳エリアのような寒冷地では、新築物件の選択は非常に賢明であると考えられます。

4. 八ヶ岳でのリフォームの魅力

八ヶ岳における中古物件のリフォームのメリットとデメリット

メリット

  1. 風合いや風格のある家が手に入る
  2. 古民家や旧家など、歴史ある建物の素材やデザインを生かすことで、新築では得られない独特の風合いや風格が楽しめます。特に、八ヶ岳エリアや山梨全域では、古い建物に独特の魅力があるため、リノベーションによってその魅力を再現することができます。

  3. 費用を抑えることができる可能性がある
  4. 新築に比べて物件価格が低いため、リノベーションを加えても新築よりも経済的になる場合があります。特に、格安の中古物件を購入し、リフォームを行うことで、コストを抑えることが可能です。

  5. 既存の良質な材が活用できる
  6. 古民家などの既存の建物には、今では手に入らないような良質な材が使われていることが多く、これを再利用することで、新築にはない質感や重厚感を生かすことができます。

  7. 地域の歴史や文化に根ざした生活
  8. 古い建物をリノベーションすることで、その地域の歴史や文化を感じながら生活することができます。特に、身延町のような歴史あるエリアでは、こうした価値が一層高まります。

デメリット

  1. リフォーム費用が予想外に高くなることがある
  2. 古い物件の場合、耐震補強や断熱対策など、リフォームにかかるコストが予想以上に膨らむことがあります。築年数が古いほど、インフラ整備やフルリフォームが必要になる可能性が高く、これらを考慮した上で予算を設定する必要があります。

  3. インフラや設備の更新が必要
  4. 古い物件では、インフラ(電気・水道・ガスなど)が現在の基準に合っていない場合があり、これを更新するためには大規模な工事が必要になることがあります。特に「格安」物件では、インフラ整備にかかる費用が無視できない場合があります。

  5. ハザードマップなどのリスクチェックが必須
  6. 古い物件は、建築当時の基準で建てられているため、現在のハザードマップや危険災害地域に該当する可能性があります。特に土砂災害のリスクがある地域では、リスクを十分に考慮して物件選びを行う必要があります。

  7. 資産価値の低下リスク
  8. 中古物件は、リフォームを行っても新築ほどの資産価値を維持できないことが多いです。さらに、リフォーム後も修繕が必要になる可能性があり、長期的には新築よりもコストがかかることがあります。

  9. 手間と時間がかかる
  10. 中古物件のリフォームには、物件の状態を調査し、リフォーム計画を立て、工事を行うまでの過程で多くの時間と手間がかかります。新築の場合は、一から設計できるため、最初から理想的な住まいを手に入れることが可能ですが、中古物件ではそれが難しい場合もあります。

八ヶ岳エリアで中古物件をリフォームすることは、歴史ある風合いや独特のデザインを生かした住まいを手に入れるチャンスでもありますが、予想外のコストやリスクが伴う可能性も高いため、計画的な進行とリスク管理が成功の鍵となります。

5. 不動産視点で見る八ヶ岳の新築とリフォーム

八ヶ岳エリアでの新築物件とリフォーム物件の選択には、経済性や地域特性など、さまざまな視点が必要です。ここでは、不動産視点から新築とリフォームの価格帯やコスト、地域特性について詳しく見ていきます。

価格帯の比較

新築物件の価格帯

八ヶ岳エリアでの新築物件は、土地の価格や建築費用によって異なりますが、一般的には2500万円から3500万円程度が相場です。土地の価格は700万円から1500万円程度で、建物の価格は1800万円から2000万円程度が一般的です。新築は初期費用が高いものの、最新の設備や設計が可能で、長期的には資産価値を維持しやすい点がメリットです。

リフォーム物件の価格帯

一方、中古物件を購入してリフォームする場合、物件価格は1500万円から2000万円程度が相場です。リフォーム費用は、物件の状態やリフォーム内容によって異なりますが、平均して300万円から500万円程度が必要です。合計すると2000万円から2500万円程度になりますが、古い物件の修繕やインフラ整備に追加コストが発生する可能性があります。

新築とリフォームの初期費用とランニングコストの比較

初期費用

新築物件の初期費用は、土地と建物を合わせた総額で計算されるため、予算が立てやすいのが特徴です。リフォーム物件では、物件の状態によりリフォーム費用が大きく変動するため、予算オーバーのリスクが高くなります。特に耐震補強や断熱改修が必要な場合、予想以上の費用が発生することがあります。

ランニングコスト

新築物件は最新の省エネ設備や断熱性能を備えているため、光熱費が抑えられ、長期的にはランニングコストが低くなります。リフォーム物件では、断熱性能やインフラが古く、光熱費が高くなる可能性があります。特に寒冷地の八ヶ岳エリアでは、この差が年間数万円に及ぶこともあります。

地域特性と物件選び

人気エリアとその特徴

八ヶ岳エリアには、自然環境が豊かで、別荘地として人気の高いエリアが多数あります。例えば、清里や小淵沢はアクセスの良さと快適な生活環境から、特に人気の高いエリアです。また、自然景観が魅力の北杜市周辺も、リゾート感を楽しめる物件が多く、観光地へのアクセスの良さも魅力です。

地域ごとの価格帯と物件の種類

清里や小淵沢などの人気エリアでは、新築物件やリフォーム済み物件が多く、価格帯も高めに設定されています。一方、甲斐市や富士見町などの少し離れたエリアでは、手頃な価格の物 件が見つかることが多く、特にリフォーム向きの古民家や旧家が多いです。これらのエリアでは、比較的低コストで独自の風合いを持つ住まいを手に入れることができます。

6. まとめ

不動産視点で八ヶ岳の新築とリフォームを比較すると、初期費用やランニングコスト、地域特性による選択肢の違いが浮き彫りになります。新築物件は高額な初期費用が必要ですが、長期的な資産価値の維持や快適な生活環境が得られます。一方、リフォーム物件は初期費用を抑えることができるものの、追加の修繕費用やインフラ整備が必要となる場合が多く、予算管理が重要です。地域の特性や自身のライフスタイルに合った選択をすることが、八ヶ岳での理想の住まいを実現する鍵となるでしょう。

新築とリフォーム、それぞれの利点と注意点のまとめ

新築とリフォームに関して、住まいを選ぶ際には自分がどの部分を重要視しているかを考えてから実際の物件を見ることが重要です。

新築

新築物件は、利便性、快適な生活、将来を見据えて資産価値を形成したい方に向いています。

リフォーム

リフォーム物件は、家のデザインや住み心地にこだわりが強い方、クラシックで古き良き生活スタイルを求める方、自分の将来像を見据えて理想像を叶えたい方に適しています。

上記を参考に物件選びをしていただくことで、比較的想像とのギャップに苦しむことなく、思い描いた理想の移住生活や2拠点生活を実現できるでしょう。

ただし、中古物件を探す場合はタイミングによって状況が大きく左右されることもあるため、初めから中古物件に限定せず、信頼できる不動産会社を頼って柔軟に物件選びを行うことが大切です。


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