「土地情報サイトに出ている土地を、超破格値でこっそりと購入する」信州土地選び３つの法則｜第１章

「土地情報サイトに出ている土地を、超破格値でこっそりと購入する。」

 

１番目の方法は、
「土地情報サイトに出ている土地を、超破格値でこっそりと、購入する。」です。

 

土地情報サイトとは、
「アットホーム」や「不動産ジャパン」などのインターネットで、
土地情報を提供している情報サイトのことです。

 

また、地方都市では、
まだまだ、紙媒体での情報誌や広告やチラシも、
あるかもしれません。

 

それらは、コンビニで売っていたり、新聞に折り込まれていますので、
知っている人も多いと思います。

 

この方法は、
「とにかく、コスパ良く、気に入った土地を安く買いたい人向け」です

 

土地情報サイトを、あなたは実際に、見たことありますか？

 

この１番目の方法は、その土地情報サイトを、パラパラとめくってみて、
そこに出ている土地で、気に入ったもの見つけて、
その価格より安く、超破格値で買おうという作戦です。

 

ちょっと例をあげて説明していきましょう。
長野県原村で、考えてみます。

 

予算が１０００万円だとしましょう。
ちなみのこれからの話は、仮定の話ですので、

 

「土地購入には、やっぱり１０００万円くらいないと、出来ないのだ・・・」
なんて、思わないでくださいね。

 

話を続けます。
予算が１０００万円で、場所は原村あたりを希望しているとします。

 

こんな状況の人は、
きっとこうやって土地情報サイトを見ていくわけです。

 

「原村で１０００万円くらいはあるかなと、１０００万の土地情報の場所で検索する。
しかし、この条件で検索する限り、ちょっと違うな、ちょっと小さいな、ちょっと場所が遠いな、
やっぱり、いい土地はないな。」

 

と、がっかりすることになります。

 

そして、今度は、もっと安い場所で、検討しようと、
他の場所で検索しますが、結果は同じ。

 

このようなやり方で、土地探しを繰り返しているうちに、
土地選びがつまらなくなっていき、
だんだん気持ち的に落ち込んでいくのです。

 

あなたには、そのようなつまらない土地選びを、して欲しくありません。

 

そして、少しきつい言い方に聞こえるかもしれないですが、
そのような皆さんと同じやり方の土地選びでは、

 

１００年経っても、あなたにとって良い土地は、見つかりません。
それが真実なのです。

 

なぜ、その方法では、ダメなのでしょうか？

 

その話をする前に、ここで、あなたが今後、土地選びでは必ずお世話になる、
不動産屋さんの気持ちを一緒に考えていただきたいのです。

 

こういう情報サイトに載せる土地は、どういう土地でしょうか？
売れる土地でしょうか？　それとも、売れない土地でしょうか？

 

はい。
そうです。
売れない土地ですよね。

 

これは、本当に重要なことなので、
ぜひ、覚えておいていただきたいのですが、

 

広告に出ている土地というのは、基本的に売れないから、
広告に出るのです。

 

あなたが、不動産屋さんの気持ちになってみれば、わかると思いますが、
絶対に売れるお得な土地の情報があったら、わざわざ広告費を払って、

 

情報サイトに載せますか？
載せないですよね？

 

だって、お金かけて広告しなくても、
勝手に売れていきますから。

 

つまり、基本的には、こういう土地情報サイト中には、
良い情報はないのです。

 

なぜなら、売れるなら、
広告費をかけないで販売するからです。

 

誰にもいい土地だと思われないから、すぐに売れていかない。

 

だから何とか多くの人に見てもらおうと、お金を出し広告し、
土地の情報を載せているのですね。

 

そんな情報のかたまりを何度見たって、
普通の方法では、希望の土地が、
見つかるわけがないのです。

 

だから私たちは、１００年たっても、希望の土地は見つかりませんよ、
と言いました。

 

つまり、土地情報サイトで、安くて価値ある土地に出会うには、
普通のやり方ではなく、一工夫しなければならないのです。

 

土地選びをされている人の中には、
土地情報サイトではなく、

 

住宅の営業マンに、土地情報を持ってきてもらう方も、
いらっしゃると思います。

 

そんなあなたのために、ここでは、住宅営業マンさんの気持ちを、ご紹介します。
（住宅営業マンさんに、お任せしていない人は、読み飛ばしてくださいね。）

 

家づくりを仕事とする住宅営業さんが、土地選びをあなたにお手伝いするときには、
一体、どのようなことを考えているのでしょうか？

 

その本心は、土地のことはともかく、まずは家のことを、
あなたと話したい、そのような傾向があります。

 

あなたが土地にお興味があって、家のことはもう少し、先と思っていても、
とにかく家の性能のこと、家の丈夫さ、家の暖かさについて、
話したいそんな住宅営業マンさんが、多いです。

 

なぜなら、住宅営業マンさんにとっては、
土地選びは。直接の仕事ではないからです

 

だから、彼らからすると、
あなたに紹介する土地は、家づくりの話のきっかけになれば、
なんでも良いケースが多いのです。

 

その土地情報を材料に、みなさんと会う理由を、
作りたいだけのケースも多いのです。

 

「最高の土地情報です！」
なんて言っていますが、

 

よく見れば、実は、多くが今までに、土地情報サイトであなたが過去に、
見たことある物件なんていうケースも多いのです。

 

彼らも、その土地情報サイトを見ていて、
同じ情報をそのまま、持ってきているので、
あなたがその情報を知っていて、当然なのです。

 

過去に、思い当たることがあった方は、
ほぼそのパターンを疑って見てください。

 

だから、あまりにも、いつも、どこかの土地情報サイトで見たような、
誰もが知っている土地情報を持ってきてくれる住宅営業マンさんには、
時には、勇気を出して、彼らにこう聞いてみてください。

 

「あなたが私の立場なら、購入しますか？」って。

 

この質問に、多くの営業さんは「ぐっ」となって、
何も言えなくなります。

 

何が言いたいかというと、覚えておいていただきたいことは、
繰り返しになりますが、

 

こういう情報サイトに、載っている情報というのは、
売れない情報なのです。

 

でも、これ、不動産屋さんは、なんで安い価格で、
広告を出さないのでしょうか？

 

たとえば、１０００万円の土地を７００万円に下げたら、売れますよね？
なぜ、不動産屋さんは、そのような広告をしてくれないのでしょうか？

 

「７００万円。それなら買える」って人が、現れるますよね？

 

でも、値段を下げた広告は、絶対に打たないのです。
正確にいうと、打たないのではなく、値引きの広告は打てないのです。

 

なぜ、売れるためのことを、彼らは出来ないのでしょうか？
日本では、ユニクロとか、１００円ショップとか、とにかく安くて良いものが、
たくさん売られていますよね？

 

でも土地情報サイトで「安くて良い土地」は、
ほとんどありませんよね。

 

なぜ、なのでしょうか？
それは、不動産屋のお客は誰なのか？　を考えればわかります。

 

不動産屋さんのお客様は、実は、私たち土地購入者では、ありません。（超重要）
不動産屋さんのお客様は、土地販売者の地主さんなのです。（超重要）

 

どういうことなのでしょうか？

 

不動産屋さんは、地主さんに嫌われたら、
もう土地の仕入れが、できなくなります。

 

仕入れができないとは、売り物がないこと。
商売ができなくなることを意味します。

 

だから、不動産屋さんからすれば、
地主さんには、絶対嫌われたくないのです。

 

もしも不動産屋さんが、１０００万円の土地を、
強引に説得して７００万円にしてもらい、
広告で、価格を下げたら、どうなると思いますか？

 

そこの土地は、価格が下がります。

 

価格とは価値です。つまり価値が下がるわけです。
つまり地主さんの持ち物の価値を、勝手に下げることになるんです。

 

そして、その街の価値も下げることになります。
すると、不動産屋さんは地主さんを敵に回すことになります。

 

もう仕入れができなくなって、
その不動産屋さんは、商売ができなくなるのです。

 

だから、基本的には、こういう土地情報サイトとかは、
購入者のメリットは、何も書かれていません。
（売主のデメリットも書かれていません。）

 

「言われたままで行動してくれる、いい子のお客さんのための値段」です。

 

私たちのような、売買の現場を熟知したものに取ってみると、
実際に、取引されている価格というのは、

 

実は、土地情報サイトの情報より、もっともっと、低価格なのです。
まずは、そのことを、理解しておいてください。
かなり、重要なことです。

 

では、具体的に、次は何をしていけばいいのか？
を説明していきます。

 

まず、みなさんに、やっていただきたいのは、
土地情報サイトにアクセスし、情報を色々見てみること。

 

ネット検索すれば、すぐに出てきますので、
すぐにみることが可能です。

 

そして、ここからが重要になりますが、
例えば、１０００万で三郷の土地が欲しいというように、予算とエリアがすでに、
しっかり決まっているのであれば、

 

１０００万から、最大プラス３００万円ぐらいの土地、
つまり、１０５０円〜１３００万円の土地の中から探してください。

 

まずは、１０５０万円〜１３００万円で、気に入る土地を、
まずは探してください。

 

今まで、あなたが１０００万円のところを見ていたとします。
でも気に入る土地がなかった。

 

自分の理想を叶えてくれる土地がなかった。

 

このような状況の中で、
いつまでも、１０００万円の土地を探し続けてしまうというのが、
土地選びでなかなか成功しない人の特徴の一つです。

 

やり方を変えて、思い切って、
１０５０万円〜１３００万円のところを探してみる。

 

５０万円〜３００万円、高価な土地を守れば、
多くの場合、坪数も増えますし、立地条件もよくなる。

 

そうやって、
まずはあなたが気に入った土地を見つけることが重要です。

 

そして、その後、気に入った土地を、
１０００万円になる交渉をしていく。

 

賢く土地を購入する人は、そのようにして欲しい土地を、
手に入れていくのです。

 

たとえば、今度は、松本市、梓川のあたりを探していて、
まだ予算は決まっていない、という人がいるとしましょう。

 

気に入った土地があった。
しかし、価格が１０００万円だった。場所も、形も、大きさも、
すごく気に入っているのだが、価格だけが、少し気に入らない。

 

で、なんとなく、決断できない状態が続いていた。

 

このような場合は、その気に入った土地を、あなたがこの価格なら、
納得して購入できるという価格になるまで、頑張ってみることが重要です。

 

このやり方で、まずは、土地は安くならないという、
思い込みを捨てる。

 

そして、土地は、超破格値で購入できる、土地は安くなる！
ということを前提に、あなたには、行動していただきたいと思います。

 

もちろん需要と供給がありますので、実際にやってみると、
１００％希望の金額になるとは、限りません。

 

これまでも、２７５万円安くなった方もいれば、
１５０万円の人もいる。

 

残念ですが、全く安くならない場合もありました。

 

でも、実際土地を購入して満足している人っていうのは、
こういう土地情報サイトから土地を探してきて、
その土地を安く購入しようとした人たちなのです。

 

「過去にうまく言った先輩たちのやり方を、ただ言われたとおりやってみたら、本当に、うまくいった」
という人たちなのです。

 

生まれつき「土地購入の才能」を持った人は、
この世にはいないので、満足した土地選びをされている人は、
正しいやり方で、ひと工夫しているのです。

 

だから、あなたに絶対にやってほしくないことは、
「土地予算が１０００万円だから、これくらいのしか買えないのだ・・・」
と勝手に決め付けて、諦めることです。

 

「お金が無いと坪数は、これだけ・・・」
と言って、チャレンジしないで、あきらめることです。

 

そういうことをしていると、１００年たっても、欲しい土地は見つからないです。

 

仮に土地を購入したとしても、後々後悔することに、
なってしまします。

 

そうではなくて、賢い買い方をしている人は、
１０００万円の予算であれば、

 

まずは、１３００万円から１１５０万円の欲しい土地を、
ピックアップするのです。

 

そして、その値段がついている土地を、いかに安く交渉に持っていくか、
そういうことを考えて、緻密な戦略を立てて、行動に移していきます。

 

でも、交渉、と言われても
難しそうだし、よくわかりませんよね？

 

それに、不動産屋さんというのは、
なんだか怖いイメージがありませんか？

 

もちろん不動産屋さんとの交渉には、やり方があります。

 

結論から言えば、
やっぱりプロを使うべきだと思うのですけど、

 

どうやってプロを使うかは、
またあとで説明をしていきす。

 

今回ご紹介した土地選びの方法は、とにかく安く買いたい、コスパの良い、
価値ある土地を安く買いたい人のための方法です。

 

安く価値ある土地を購入したい。コスパが良い商品が大好きという人向きです。

 

そういう方は絶対にこの方法で、
土地選びを検討していただくことを、
お願いします。

 

そして、安くなったお金で車でも買ってください。貯金をしてください。
教育費にまわしてしてくださいね。

 

第１章　まとめ

●土地情報サイトを検索して、いろいろな情報を見てみる。
●希望の予算がある場合は、予算より３００万円高い土地で、気に入る土地を探す。
●もしくは、今の価格より、３００万円安くなることを想定し、検討してみる。
●安い金額で購入できるように、しっかり戦略を立てて、交渉にもっていく。

 

第２章に続く。。。